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足立美術館茶室寿立庵見学会

研修委員会より報告します。

平成23年2月27日、研修旅行で訪れた足立美術館内にある茶室「寿立庵」に於きまして、茶室見学会を開催しました。

寿立庵は、桂離宮の茶室、松琴亭のおもかげを写し京都の工匠によって建てられたものです。

昭和56年12月吉日に、裏千家流家元千宗室氏御夫妻を招いて茶室びらきが行われました。

庵号の寿立庵は、御家元の命名によるもので、館名にちなんで「立」の文字が使われています。

大男9名×2回という慌しい一行でしたが、さすが8年連続庭園日本一の接待ということで、皆さん満足していただけたようです。

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接待を受けた和室八畳間から見るお庭は開放的で至って簡素な印象でした。飛び石、延べ段、蹲踞などとても丁寧な仕事がされていました。

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個人的には、茶庭を囲む土塀の腰積みがすごく綺麗に積まれており感動しました。聞くところによると、これも京都の石工さんの仕事だそうです。

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美術館庭園を含め展示品の絵画、陶器などの作品にまで京都の文化が色濃く現れているのが印象的でした。

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また今回、専属の職人さんにバックヤードから滝に至るまで、借景の仕掛けを案内していただき、「なるほど」と思うことばかりでした。

今年度研修委員会では、8月の「高台寺で朝粥をいただく会」、今回の「寿立庵見学会」と、2回にわたり茶道にかかわる研修会を開催しました。私たちの業務とはきっても切れない、お茶の文化に触れる機会を持つことができ、充実した事業をできたと思います。来年度も研修会を通じて色々な経験ができることを楽しみにしております。

最後に旅行のスナップです。

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すべてが楽しかった最高の研修旅行でした。段取してくださった交流委員会さんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

研修委員会 平E

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