2014-03

25年度研修委員会では、京の緑の推進プランの一環として
造園家が語る庭園見学研修会を京都市の助成事業として行ないました。
講師として駒井造園設計の駒井隆雄様と久保造園の久保義信様のお二方をお呼びし
それぞれの作庭された庭を回りながらお話を頂きました。
講師の先生方は今年京都市や京都府から名誉ある賞を受賞されており、
現代、第一線で活躍されているお二方の作庭に対する思いや考え方を
学ばせていただく本当にいい機会でした。
又来年も引き続き行っていきたいと思います

北山モノリス庭園　

北山モノリスにて懇親会　　北山部長

２５年度研修委員会の事業として、
昨年に引き続き座学会を行ないました。
今回は造園組合の副理事長北山様を
お呼びして、自身の手がけられている
大徳寺龍光院様と高台寺を2回にわたり
案内していただきながら、庭園観を
お話いただきました。
現場を見ながらといった事もあり、
直接心に響くお話で、今後の為に勉強になりました。

去る、平成２６年１月２９日に嵐山中之島公園内にて、青年部設立３０周年記念事業で作庭した、庭園の維持管理作業を行いました。

本来ならば、通年秋に作業を行っておりましたが、今年は台風１８号による記録的な大災害で中止となり、年が明けた１月２９日に作業を行うことになりました。

作業日当日は、平日にもかかわらず１４名の青年部員が集まり、サツキツツジの補植、刈り込み、サクラの枯枝剪定、草引きなどといった作業を行いました。

一部金閣寺垣が台風で流されましたが、今後修繕も含め管理していきます。
参加していただきました皆様、ありがとうございました。

去る平成２５年１０月１０日、１１日に京都迎賓館の講演会と懇親会、研修会が２日間にわたって行われました。
　
今年も全国からたくさんの青年部員の方々に参加していただきました。初日の講演会では佐野棟梁と井上副棟梁に様々な話題やご質問が飛び交い、有意義な意見交換会となり、その後の懇親会ではおおいに盛り上がり、親睦を深めることができました。
　
２日目の研修会では、普段入ることのできない庭園ということで、緊張感のある中、慎重に作業を行っておられました。

今年も全国から多くの青年部員の皆々様がお忙しい中、遠方より京都にお越しいただき、誠にありがとうございました。佐野棟梁、井上副棟梁、ご協力くださり、深く御礼申し上げます。

25年度研修委員会では、
梅小路公園敷地内に、京の緑の推進プランの一環としまして
さざれ石の野面積によるベンチと植栽をさせて頂きました。
この事業は、京都の若手造園家の技術技能育成と見識を深める
ことを目的とした、京都市の助成事業です。
青年部では、２カ年計画で梅小路公園の一部を改修、
市民の方々に新たな憩いの場を計画しました。
また、この研修を行うに当たり、お二人の講師にご指導いただきました。
野面石積みでは、京都を代表する造園家「小島佐一氏」の技術を体現すべく
小島専務様に（株式会社小島庭園工務所）佐一流の石積みの肝を学び、
斉藤社長様（株式会社斉藤造園）に現場にて実地指導を頂きました。
今回の研修は、青年部が２月、３月の週末を利用し行いました。
昨今、石を存分に扱う事も少なく、石を積む研修当日は、青年部内でも
若手に積んでいただき、技術の習得に悪戦苦闘していただきました。
行政機関の皆様、造園組合の諸先輩方には、このような機会を頂き
感謝致します。

（着手前）

（完成後）

（園路からの眺め）

（研修の足跡）