三和土講習会

9月14日、去年度からの継続事業、「京の緑の推進プラン」の一環として、三和土講習会を梅小路公園内に於いて藤井親方を講師に開催しました。

深草砂利、石灰、ニガリ、セメント少々、親方流の配合を教えていただき

下地作り

セットウ、地ゴテを駆使して隅々まで丹念に叩いていきます。

コテで端々を押さえ

親方が段取りしてくださった、トンボ、源氏香を

埋め込んでいきます。

三和土が乾くまでの間

露地の必需品、チリ穴の作り方までご指導いただきました。

三和土の仕上げは水洗い

たっぷりの水でごしごしと表面に小石の粒が浮き上がるまで擦ります。

時間をかけて仕上げたピッカピカの三和土

藤井親方は仕上げの大切さをなんども口にされていました。
最近ではめったに施工する機会のない三和土、いざという時できるかできないかでは大きな差があると思います。
また、使う機会を自ら作り出すことも大切ですね。
伝統的な技法の基本をしっかりと学ぶことができ、充実の一日でした。

藤井親方ありがとうございました。！