Home > 広報渉外委員会 > 雑記

雑記

広報委員の目(石造美術品見学に際し)

春日大社には柚木形石燈籠をはじめ西ノ屋形や奥ノ院形といった有名な石燈籠がありますが

実はそんな有名な石燈籠に負けるとも劣らない石燈籠があります

e0126548_22364458

それは 雲卜形(うんぼくがた) と称するもので
古来といったところで いったいいつ頃の物か未だ調べてないというか 判りません(汗)

「雲卜(うんぼく)」 というのは石工で
高田十郎氏の調査によると 雲卜(うんぼく)なる銘をもった石燈籠は この他にまだ2、3基あるそうです

基礎は四重 私見ですが竿は短か過ぎると思います
中台側面は菊花と唐草を刻んであって これが最も他と異なった意匠です
火袋には鹿や岩や滝 岩に腰掛けた仙人なんかはなかなか良くできてると思います

笠は蕨手(わらびて)の形が特殊で
笠の軒を引き伸ばして巻き上げたそこには 何か無理がある感じがします
しかし当日 大きな立看板が邪魔して全貌を見ることができなかったことがとても残念でした(泣)

Home > 広報渉外委員会 > 雑記

検索
フィード
管理

Return to page top